はぐくみ研修会を開催しました。
2月24日午前10時より、ZOOMにてはぐくみ研修会を開催しました。
今年度、京都市小学校PTA左京南支部の中で、修学院小学校がはぐくみ研修会の当番校となっています。それで春より左京南支部でのはぐくみ研修会を準備し、ようやくこの日、開催することができました。
今回はZOOMでの講演会という形で、子どもたちの毎日の暮らしに欠かせない給食についての内容でした。平日の午前中での開催ということもあり、多くの保護者のみなさんはリアルタイムで参加することが難しかったかもしれません。そこで、アーカイブ動画を公開していますので、ぜひご覧ください。
また、はぐくみ研修会のウェブサイトでは、動画以外にも当日の資料をPDFでダウンロードできるようにしていたり、アンケートに回答していただけるようになっています。ぜひ次のリンクからはぐくみ研修会サイトをご覧ください。(※資料のPDFはこのページの1番下からもダウンロードできます)
日時: 令和4年2月24日(木) 午前10時~11時45分
会場: ZOOM開催
テーマ:『学校給食に学ぶ「食育」のヒント 〜子どもの食の現状を考える〜』
講師:清水亜希子さん
保護者目線で給食の魅力を伝える学校給食研究家。東京都町田市で、子ども食堂、週末里親、読み聞かせなど、多岐に渡る子ども支援活動に関わる。中学校によりよい給食とどけ隊@町田 メンバー、町田市子ども・子育て会議元委員
概要: 今、核家族化や共働き家庭の増加、子どもの貧困といった、現代社会ならではの問題が子どもの食に及ぼす影響が懸念されています。
そんななかで重要な役割を担っているのが、学校給食です。栄養バランスもおいしさも満点、かつ地域の伝統食や季節感も取り入れた給食は、子どもたちの健やかな成長につながるだけでなく、食べる力を育み、食への関心を高めてくれます。
今回の研修会では、学校給食の歴史や素晴らしさ、子どもを取り巻く食の現状を改めて学び、食育のヒントを探ります。あわせて、給食施設が地域の高齢者の健康増進に役立てられている事例や、地域コミュニティの再生に活用されている事例なども紹介。京都市の中学校では給食が選択制デリバリー給食が実施されており、都道府県別で見ても完全給食の実施率が全国レベルで見ても低いという中で、数年後に中学校に子どもたちを通わせる予定の保護者にとっても興味深い内容となっています。給食を起点に広がる可能性を探りながら、子どもたちの心身の健やかな育ちのために大人ができることを、一緒に考えましょう。